雨漏りしたら何を注意すればいいの?
ある強い台風の日の夜、何やら突然窓の上から雨水がポタポタと落ちてきたとき、あなたならどうしますか?
大半の方は、落ちてくる水を洗面器やバケツで受け止め、濡れたところを雑巾等で拭いて、建設したハウスメーカーや工務店またはいつも使っているリフォーム店や工務店さんに連絡することでしょう。
そんな時、原因究明に1番大切な事は、その雨漏りを体験した方が、どのように水が落ちてきて、どのような色をしていたか、また、雨が降り出して漏水するまでの時間がどれぐらいかかったかや、水の匂いや、水の出てくる量などもしっかりと覚えておいていただくことが大切です。
できれば水が滴り落ちている様子を写真や動画で残しておいていただければ、原因究明に非常に役に立つものになります。
雨漏り診断のプロフェッショナルである私たちが赤外線サーモグラフィーを使って調査する前に、必ず上記の事項を雨漏りを体験された方に伺います。
そうすることで、赤外線サーモグラフィーで示された漏水原因であろう箇所と漏水の現象が、しっかりとリンクされるかどうかも判断基準となります。
雨漏れはいつ起こるかわかりません。
ですので、必ず上記のことを頭の片隅に入れていただいておけば、しっかりと原因究明ができることになります。